フライブルク戦で１ゴールのアデイェミ、驚異のスピードをマーク

　ドイツ1部ボルシア・ドルトムントは現地時間２月4日、日本代表MF堂安律が所属するSCフライブルクとホームで対戦し、5-1で快勝を収めた。この試合で１ゴールを決めたドイツ代表FWカリム・アデイェミがブンデスリーガ最高時速ランキングを更新したなか、ドイツ国内では「フライブルクのディフェンダーは試合のほとんどで彼についていけなかった」とアデイェミのスピードに注目している。

【PR】ABEMAでプレミアリーグ生中継！三笘所属ブライトンや遠藤所属リヴァプールなど厳選試合を無料生中継！

　現在21歳のアデイェミは2018年にオーストリア1部ザルツブルクに加入し、昨季はリーグ戦29試合に出場し19ゴール５アシストを記録。21年にはドイツ代表デビューも果たし、カタール・ワールドカップ（W杯）のメンバーにも選出されていた。

　そんなアデイェミはブンデスリーガ第19節フライブルク戦の後半3分、イングランド代表MFジュード・ベリンガムからボールを受けると細かいタッチでペナルティーエリア（PA）内に侵入し右足でゴール。2-1とする勝ち越し点を奪い勝利に貢献したなか、英紙「スポーツ・バイブル」はアデイェミがブンデスリーガにおける最高時速ランキングでトップに立ったことを伝えている。

　アデイェミはこの試合で時速36.65kmを記録。21-22シーズンに当時マインツに所属したDFジェレミア・サン・ジュスト（現スポルティング）が記録した時速36.63kmをわずかに上回った。

　アデイェミのスピードに関して、ドルトムント専門のニュースサイト「BVB Buzz」でも「フライブルクのディフェンダーは試合のほとんどで彼についていけなかった」と報じられるなど、今季リーグ戦15試合で2ゴール1アシストを記録しているアタッカーに熱視線が注がれていた。