久保建英は「最も平衡を破った選手」と評価も…露呈した課題点は? スペイン紙が指摘「多すぎる」

ソシエダの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

ソシエダはバジャドリードに0-1で敗れ、8試合ぶりの黒星

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間2月5日、リーガ・エスパニョーラ第20節でバジャドリードと対戦し、0-1で敗れた。日本代表MF久保建英は右サイドで先発出場し、積極的にゴールに迫ったもののチームを救うには至らなかった。現地紙は久保が攻撃面で印象的なパフォーマンスを示したと評価した一方、課題点についても触れている。

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 リーグ3位と好位置につけるソシエダは17位に沈むバジャドリードをホームに迎え撃ち、怒涛の攻め込みを見せるもネットを揺らせない。試合を通して一方的に押し込む展開だったが0-0で迎えた後半28分、一瞬の隙を突かれる形でヘディングを叩き込まれて失点。そのまま0-1で終了し、8試合ぶりとなる痛恨の黒星を喫することになった。

 久保はチーム最多となるシュート7本を放ち、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されるなど、敗戦の中で印象に残るパフォーマンスを発揮していた。そんななか、スペイン紙「AS」は久保の出来について「前半はミスもあったものの、現実主義のチームの中で最も平衡を破った選手だった。後半はゴールに値するような魂を込めたシュートの数々で相手ゴールに迫っていた」と説明している。

 一方で「多すぎるファウルでプレーを止めた」とも指摘。英データサイト「Whoscored.com」によると、この試合で久保は2回のファウルを受けている一方、チーム最多タイとなる3回のファウルを犯している。前線から献身的なプレッシングを怠らない裏付けでもあるため、評価は難しいところだが、無駄なファウルが多いという印象を与えていたようだ。

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