1月は“三笘月間”!?  驚愕ミドル弾、劇的決勝ゴール…クラブ公式が躍動に注目「日本が生んだ才能あふれる育成スター」と称賛続々

リバプール戦の決勝弾を喜ぶ三笘薫【写真:Getty Images】
リバプール戦の決勝弾を喜ぶ三笘薫【写真:Getty Images】

1月に決めたゴールシーンと得点演出の場面を振り返る

 イングランド1部ブライトンで大活躍中の日本代表MF三笘薫は、国内外で称賛が高まっている。好調を維持する三笘が今年1月に決めたゴールと得点演出の瞬間を、クラブ公式も改めて振り返った。

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 三笘は今季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍からブライトンへ復帰。カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表としての活躍もさることながら、クラブでも攻守のキーマンとして躍動し、ここまで公式戦6ゴール2アシストと爆発している。

 そんな三笘が今年1月に入って決めたゴールと得点演出の瞬間を、クラブ公式YouTubeチャンネルがまとめて掲載。改めて脚光を当てた。

 始まりは現地時間1月3日に行われたプレミアリーグ第19節エバートン戦(4-1)の巧みなファーストタッチから生まれた先制点。左サイドで受けたボールをワンタッチ目のコントールで相手DFの前に入りスピードを上げると、カバーに入ったもう1人もかわし右足で豪快に蹴り込んだ。

 7日に行われたFAカップ3回戦の2部ミドルズブラ戦(5-1)では決勝点を演出。ファーサイドへクロスにリーで走り込んだ三笘がボレーで合わせ、相手GKの前で大きくバウンドしたボールがゴール方向へ。MFアダム・ララーナが最後に押し込み逆転に成功した。

 そして14日、プレミアリーグ第20節リバプール戦(3-0)でも得点に絡む。三笘がペナルティーエリア内に侵入し右足でファーサイドへ送った球を、MFソリー・マーチが押し込み先制点となっている。

 7日と14日のプレーは、惜しくもアシストが付かなかったが現地でも試合の高いパフォーマンスが賛辞を浴びた。

 21日に行われたプレミアリーグ第21節レスター・シティ戦(2-2)では驚くようなミドル弾が生まれる。左サイドでボールを受けてドリブルを開始すると、カットインを仕掛けペナルティーエリア手前左から右足を一閃。綺麗な弧を描いたシュートがゴール右上隅に吸い込まれた。

 目を惹くゴラッソでさらなる注目を集めた三笘は、29日のFAカップ4回戦リバプール戦(2-1)で歴史に残るような劇的決勝弾を挙げる。後半アディショナルタイム2分、フリーキックの場面でペナルティーエリア左にいたDFペルビス・エストゥピニャンが受けるとそこから折り返したボールが三笘のもとへ。空中でボールを浮かせると右足のタッチで相手を翻弄し、シュートを突き刺した。

 1か月の間でこれほどまでの活躍を見せた日本人MFに、ファンも再度注目。「アシストつかなかったリバプール戦も入れてくれて嬉しい」「ドリブルマスター」「三笘のおかげでブライトンファンになった」「日本が生んだ才能あふれる育成スター」「彼のゴールはどれもとても美しい」「三笘無双!」と驚きの成長を続ける三笘へ国内外の称賛のコメントが溢れていた。

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