韓国人MFへ「大きなリスペクト」 韓国2部リーグ挑戦の日本人MF、現地での“温かい行為”にSNSで感謝「まったく面識もないのに…」

富川FCに所属する高橋一輝【画像はクラブ公式インスタグラムのスクリーンショットです】
富川FCに所属する高橋一輝【画像はクラブ公式インスタグラムのスクリーンショットです】

富川FCに加入したMF高橋が自身の公式ツイッターでメッセージ

 韓国2部富川FCに所属するMF高橋一輝が自身の公式ツイッターを更新。同国1部リーグの仁川ユナイテッドFCの選手とトレーニングキャンプの滞在先ホテルで出会い、受けたある対応に感謝を述べている。

 柏レイソルの下部組織出身の高橋は、流通経済大学付属柏高校を3年生の夏に中退しスペインの地へ。同国2部レガネスの下部組織のトライアルに合格し2014年に入団。翌年に同国4部レアル・アランフェスに移籍すると、17年の1月にモンテネグロ2部FKイガロとプロ契約を交わす。

 その後フィンランドやルーマニアなど4つの国でクラブを転々とし、23年1月11日に自身の公式ツイッター上で富川FCへの完全移籍を発表。初の韓国リーグ挑戦を報告している。

 現在はチームのトレーニングキャンプに帯同しており、同国1部リーグのチームと同じホテルに滞在。仁川ユナイテッドFCの選手との交流を報告している。

 2月1日に高橋は公式ツイッターで、韓国語、英語、そして日本語で以下のように仁川ユナイテッドFCの韓国人MFヨルムの行為に敬意を表している。

「トレーニングキャンプで仁川ユナイテッドと同じホテルに滞在していて、今日10人ほどの仁川の選手たちが僕の前でコーヒーを注文していて後ろで待っていたら仁川のReum Yeo(ヨルム)選手がいきなり“カズは何が飲みたい?”と名前まで覚えて聞いてくれた。お互い話したこともまったく面識もないのに“サッカー仲間”だからという一言でコーヒーを買ってくれた。彼には大きなリスペクトとともに、今後の活躍を応援したい」

 ホテルでの温かい行動に感激し、言葉を綴った高橋。この交流にKリーグ(韓国リーグ)スペイン語版公式ツイッターも反応し「リスペクト 富川の高橋一輝(@kt10_official )選手がライバル関係がフィールドにのみ残り続けること、サッカー選手が仲間であることを示す逸話を紹介しています 仁川のヨルムを讃える!」と2人の選手に賛辞を送っていた。

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