名門ユベントス、法廷行き浮上 C・ロナウド給料延納が問題視…40億支払いの可能性も
C・ロナウド獲得時、給与の一部を延納 民事訴訟に発展する可能性を伊メディア指摘
イタリア・セリエAのユベントスは、クラブの不正会計問題で勝ち点15剥奪の処分が下りクラブ幹部の数人に停職処分が科されたが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対する給料支払い問題は法廷行きの可能性が浮上しているという。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」などが報じている。
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ユベントスは2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)後にC・ロナウドを獲得したが、20年からは新型コロナウイルスの影響でクラブの財政は大きな打撃を受けた。ユベントスの中で頭1つ、2つ抜けた3100万ユーロ(約44億円)の給与を受け取っていたとされるC・ロナウドだが、そのうち1900万ユーロ(約26億円)を延納することでユベントスとは合意していたという。
一方で、その契約書にはユベントスの署名があるもののC・ロナウドの署名がないことが問題になっているという。この件でC・ロナウドはユベントスの動きを待っている状態だが、民事訴訟になるとユベントス側はC・ロナウドへの支払いを命じられる情勢だという。
その場合は、契約に加えて弁護士費用や手数料などで支払額が2800万ユーロ(約40億円)まで上昇する可能性まで浮上。勝ち点15の減点で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場などもかなり厳しい状況にあるだけに財政的な問題も今後大きくなりそうだが、立て直しを図る経営陣にとってはさらに頭の痛い問題が降りかかってくる模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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