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エバートンのランパード監督解任は「正しい決断」 元英代表DFが見解「文句を言えないだろう」
キャラガー氏が解任の正当性を語った
イングランド1部エバートンは現地時間1月23日、フランク・ランパード監督の解任を発表した。かつてリバプールに所属した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、ランパード監督の解任の正当性を語っている。英メディア「メトロ」が報じた。
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10試合未勝利のエバートンは、リーグ戦で19位と低迷しており、1部残留の危機に瀕している。キャラガーは、エバートンの問題は監督交代だけでは解決できないと警告しつつも、監督の解任は「正しい決断」とコメントし、ランパード監督の選手補強に問題があったと指摘した。
「サポーターは、監督よりももっと上層部の変化を求めているだろう。だが、私は正しい決断だったように感じている。フランクも、ラファ・ベニテス前監督と似た状況で仕事を得た。チームに来て、前の監督と同じような成績しか残せなければ、多くの不平を言うことはできないだろう。そして、エバートンがサウサンプトンと並んでリーグ戦の最下位にいた時、フランクは文句を言えないだろう」
キャラガー氏は、「彼(ランパード)は、多くのお金を使ったわけではない。昨シーズンのベストプレーヤーだったリシャルリソンも失った。彼らは、穴埋めをしようとした。それは常に難しいことだ」と代役探しが難航したことを挙げた。
「ほぼ、初日に彼らはデレ・アリとドニー・ファン・デ・ベークをマンチェスター・ユナイテッドから獲得した。彼らは機能しなくて、成功しなかった。だが、今シーズンの彼らは(ドミニク・)キャルバート=ルーウィンの負傷を受けて、(ニール・)モパイを獲得した。バーンリーからドワイト・マクニールを加えた。マクニールは2000万ポンド(約32億円)、モパイは1500万ポンド(約24億円)と、それほど巨額ではなかった。だが、彼らは何もしなかった。何もできなかった。獲得した守備的な選手は機能したけれど、攻撃的な選手については十分と言える近いところにもいない」と補強の失敗について言及している。
ランパード監督を解任したエバートンは、どのようにチームを立て直していくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)