アーセナルは右SBが弱点? マンU戦でのホワイト&冨安を海外酷評「何度も間違った判断」「より悪かったかも」

好調ラッシュフォードと対峙した冨安健洋とベン・ホワイト【写真:ロイター】
好調ラッシュフォードと対峙した冨安健洋とベン・ホワイト【写真:ロイター】

「アーセナルは右サイドバックに問題を抱えている」と指摘

 アーセナルは現地時間1月22日のプレミアリーグ第21節でマンチェスター・ユナイテッドに3-2の勝利を収めた。首位の座をガッチリとキープして順調な歩みを続けているが、米スポーツ専門局「ESPN」は「アーセナルは右サイドバックに問題を抱えている」と報じている。

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 前半17分に先制を許したアーセナルだったが、同24分にFWエディ・エンケティアのゴールで同点に追いつくと、後半8分にMFブカヨ・サカが勝ち越しのミドルシュートを決めた。その6分後にセットプレーから追いつかれたが、終了間際にエンケティアが決勝点を奪い、激しい打ち合いを制した。

 アーセナルは勝点を50に伸ばし、2位マンチェスター・シティとの勝点「5」の差を維持。勝点100ペースでシーズンの折り返し地点を迎えた。「ESPN」は「アーセナルはタイトル獲得に向けてさらなる試練も突破した」とこの1勝の重要性を強調した。

 しかし一方では、この試合で課題も浮き彫りになったとも指摘。それはイングランド代表DFベン・ホワイトが先発し、後半開始から日本代表DF冨安健洋が起用された右サイドバックだという。

 同メディアはホワイトについて「酷かった。ラッシュフォードを苦しめることに失敗した。彼はブルーノ・フェルナンデスに何度も打ち負かされており、ユナイテッドは左サイドから繰り返し攻め込んだ」と相手の狙い目になっていたとしたうえで、「彼は右サイドでのプレーにあまり適していない。彼はセンターバックとしての考えでプレーしているため、何度も間違った判断をしている」と厳しい評価を与えた。

 さらにホワイトに代わって出場した冨安についても「日本代表はチームメート(ホワイト)よりもいいプレーをすることはできず、むしろより悪かったかもしれない」と低評価だった。絶好調のラッシュフォードが相手だったとはいえ、タイトルを狙う上では、このクラスの選手と対峙することが今後も避けられないだけに「明らかな弱点が狙われるのを避けるためにもアルテタは早急に解決策を見つけなければならない」と右サイドの改善が要求されていた。

 アーセナルは今冬の移籍市場でバジャドリードのU-19スペイン代表の右サイドバックDFイバン・フレスネダの獲得が噂されている。この18歳の若きDFはチームのウィークポイントを解消するための即戦力として迎えられることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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