「マジすごい」 冨安VSラッシュフォード、大一番の“対等マッチアップ”に日本ファン感嘆
ユナイテッド戦の後半45分間プレー、失点に絡むも随所で安定守備を披露
イングランド1部アーセナルは現地時間1月22日、プレミアリーグ第21節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、上位対決となった大一番を3-2でモノにした。日本代表DF冨安健洋は後半頭から45分のプレーとなったなか、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを封じる守備も披露し、ファンからは「マジすごい」「安定のスーパートミー」と賛辞が送られている。
公式戦10戦無敗と好調のユナイテッドをホームに迎えた首位アーセナルは、前半17分にFWラッシュフォードに先制点を許すも、同24分にFWエディ・エンケティアが同点ヘッド弾をマーク。後半8分にはイングランド代表MFブカヨ・サカ、2-2に追い付かれて迎えた終盤にはエンケティアがそれぞれ得点し、接戦を制した。
この試合でベンチスタートとなった冨安は、イングランド代表DFベン・ホワイトに代わって後半頭から出場。同8分にサカのゴールをお膳立てするパスで今季初アシストをマークするも、GKアーロン・ラムズデールと重なるプレーから失点に絡む場面も。現地評価も及第点のパフォーマンスとなった。
そんななかで注目されたのが、相手のエースFWラッシュフォードとのマッチアップシーンだ。リーグ直近6試合で5得点と好調ぶりを発揮する相手を前に、後半10分に自陣右サイドで対峙した場面では、鋭い切り返しを交えた突破で翻弄され、シュートまで持ち込まれた。
しかしその後は、持ち前の力強い守備を徐々に発揮。後半33分、最終ラインとGKの間にスルーパスを通されピンチの局面を迎えたが、前に出てきたGKラムズデール、ゴールに迫ったFWラッシュフォードの動きを上手く見ながらボールを奪還し、難を逃れた。
スポーツチャンネル「SPOTV NOW」の公式YouTubeチャンネルでは、この試合で繰り広げられた冨安とラッシュフォードのマッチアップシーンが公開。ファンからは「マジすごい」「安定のスーパートミー」「日本の誇り」「対峙してやれてる状況だけですごい」といった賛辞が続々と寄せられ、スター選手を相手にほぼ対等に渡り合ったパフォーマンスに熱視線が注がれていた。