浦和が獲得関心のギリシャ代表FWグアキマキス、移籍動向が注目の的に

　J1浦和レッズはスコットランド1部のセルティックからギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得を狙っているとされるが、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は「彼には裏側でいくつかのことが起こっている」とコメントしている。

　セルティックは現地時間1月21日、スコティッシュカップ4回戦で2部グリノック・モートンと対戦。日本代表FW古橋亨梧の2ゴール1アシストの活躍もあり、5-0で快勝した。このゲームにギアクマキスは登録メンバーから外れ、移籍に関する動向が注目を浴びている。

　セルティックを率いるポステコグルー監督は、公式戦2試合連続での欠場になったギアクマキスについて、英公共放送BBCに「昨日（20日）にトレーニングを行い、ほぼ状態はできている。しかし、彼には裏側でいくつかのことが起こっているので、週末に休みを与えることにした」とコメントした。

　欧州の移籍市場は1月いっぱいだが、セルティックには韓国1部水原三星ブルーウィングスから韓国代表FWオ・ヒョンギュが加入する見込みとされ、21日の夜にもメディカルチェックが進行しているという情報も英メディア「セルティック・ウェイ」には掲載されていた。

　浦和が獲得する場合はJリーグの移籍ウインドーが3月31日まで開いているために1月中の契約成立がリミットにはならないが、一部報道にあるフランス2部ボルドーなど欧州内での移籍となれば残り10日を切っている。代替選手の確保が進んでいる状況からも、ギアクマキスの状況はここからスピード感を見せて進展することになりそうだ。