元ウェールズ代表DFガビドン氏が三笘を称賛

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月14日のプレミアリーグ第20節リバプール戦に先発出場。果敢なドリブルで左サイドからチャンスを作り、MFソロモン・マーチのゴールを演出するなど3-0での勝利に貢献した。リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドを苦しめ、元プレミアリーガーは「アーノルドは助けを必要としていた」と言及している。

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　三笘はマッチアップしたリバプールのイングランド代表DFアーノルドに対して果敢にドリブルを仕掛けてチャンスメイクする。前半32分には、最終ラインからの縦パスを受けて、うしろから寄せてきたアーノルドの逆を突いて華麗にワンタッチのターンで縦へ突破。ペナルティーエリアまで運びマティプ相手に縦へ仕掛けるも、ここは最後のところで相手の足が伸びてブロックされた。また、相手DFジョエル・マティプにも前半にイエローカードを提示させる動きも見せた。

　ブライトンは後半2分、高い位置でボールを奪ってカウンターが発動すると、左サイドの三笘がドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、ファーサイドへ送る。相手DFに接触したボールをマーチが押し込んで先制に成功した。その後、試合の主導権を握ったブライトンは2点を追加して3-0の完勝を飾った。

　ウェストハムなどプレミアリーグでプレーした経験を持つ元ウェールズ代表DFダニー・ガビドン氏は英国営ラジオ局「BBC Radio 5 Live」で、前半終了時に「トレント・アレクサンダー＝アーノルドは今、助けを必要としていた。ミッドフィールドの右サイドでプレーしている誰かが、三笘のスペースをカットし、戻ってきてサポートする必要がある」と指摘していた。

　三笘は昨年10月に行われたプレミアリーグ第9節（3-3）のリバプールとの初対決でもアーノルドを苦しめており、再び強烈なインパクトを残すことに成功した。