中国代表の監督が成績不振で辞任 敵地ウズベキスタン戦に敗れてW杯出場にも暗雲

中国代表の監督が成績不振で辞任 敵地スウズベキスタン戦に敗れてW杯出場にも暗雲

「試合前に協会首脳陣と話し合った。成果挙げられなければ退任と合意していた」

 中国代表の高洪波(コウ・コウハ)監督が11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地ウズベキスタン戦で0−2と敗戦後、辞任を発表した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 中国は最終予選4試合でわずか勝ち点1の大不振。グループA組3位は韓国の勝ち点6で、すでに5差がつくなどW杯出場が厳しい状況に陥っている。

「私は試合前に中国サッカー協会の首脳陣と話し合った。もし、ウズベキスタン戦で前向きな成果を挙げられなければ退任すると合意していた」

 先月23日にカタールサッカー協会はホセ・ダニエル・カレーニョ前監督を解任していた。アジア最終予選で解任第2号となった高監督はこう明かしたという。中国サッカー界は巨額のチャイナマネーを背景に世界を震撼させ、今夏の移籍市場では上海上港がゼニトからブラジル代表FWフッキを5580万ユーロ(約●億円)の移籍金で獲得。山東魯能がサウサンプトンからイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレを1525万ユーロ(約●億円)で獲得するなど、相場以上の移籍金を積み上げ、欧州の選手をかき集める常軌を逸した補強は「爆買い」と呼ばれ、欧州の移籍市場の相場を乱してきた。

 

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