2023年6月までのレンタルで加入、お披露目を終えトレーニングにもすでに参加

　スコットランド1部セルティックにレンタルで加入した日本代表MF岩田智輝が、英語でのスピーチを披露しピッチでサポーターの大歓声を受けた。後日、トレーニングにも参加し、着々と試合への準備を進めているようだ。

　大分トリニータの下部組織、トップチームを経て、2021年に横浜F・マリノスに移籍した岩田。2022シーズンは32試合で2ゴールを記録し、チームのリーグ優勝に貢献した。また初のシーズンMVPにも輝き注目度が増していたなか、昨年12月30日にセルティックへ2023年6月9日までのレンタルが決定した。

　セルティック公式SNSで公開されたのは、ホームスタジアムでのお披露目会。そこに登場した岩田は観客の歓声を受けるなかで英語でのスピーチを披露した。

「こんにちは、皆さん。岩田智輝です。セルティックというクラブに加入できてとても嬉しいと感じています。ファンである皆さんの前でプレーすることを楽しみにしています。またすぐ、お会いしましょう」

　短い間でもその堂々とした話しぶりに会場も盛り上がり、岩田も手を振るなど歓迎を受け止めている。SNS上のコメントでは「日本からもう1人のゴールデンボーイ」「英語を話してくれるなんてなんて男だ」「史上最高のクラブへようこそ」「キャラクターがいい！もう彼が好きだ！」「このスピーチは、私にとってこの日のハイライトの1つ」と歓迎コメントや、感銘を受けた声が多数寄せられている。

　後日、クラブ公式SNSでは岩田がトレーニングに加わったこともすでに報告。「グラウンドには早速トモキが合流して汗を流しました」と紹介し、アンジェ・ポステコグルー監督と握手を交わし練習に取り組む姿がアップされている。なかではFW古橋亨梧とともにボールを追いかけるシーンもあった。

　現地で大きな歓迎を受け、初の海外移籍で闘志を燃やすJリーグMVPのプレーに国内外で期待が高まっている。