浦和代表、新体制での2023年に意気込み 「中身の濃い、内容のある、強いレッズをお見せしたい」

浦和レッズの立花洋一代表【写真:轡田哲朗】
浦和レッズの立花洋一代表【写真:轡田哲朗】

スコルツァ監督の下で新たなスタート

 J1浦和レッズは1月6日に2023年の新体制発表会見を実施し、立花洋一代表は「中身の濃い、内容のある、強いレッズをお見せしたい」と話した。

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 すでに今月末で退任が決まっている立花代表は、「経営陣も新たな気持ちで大きな目標に向かい、サポーターとともに戦うことになる」と話す。2019年2月1日に就任した立花代表は2シーズン目から新型コロナウイルスの影響が強くあるなかで、入場料収入の減少などにも対応してきた。

 2020年シーズンから3年計画を打ち出したクラブは、その間に最大目標としていたリーグ優勝は果たせなかったが、21年に天皇杯を制し、22年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝進出を果たした。アジアのカレンダーが秋春制に移行していく過渡期に、決勝戦のみ23年に行われる。新たにマチェイ・スコルジャ監督が率いるチームについて「本日からトップチームのトレーニングも始まっている」として、意気込みも話した。

「昨シーズンはなんとか入場制限も少しずつ緩和され、たくさんの方に来ていただいて試合ができるようになった。2月18日に開幕するJリーグでたくさんのサポーターに来ていただいて、中身の濃い、内容のある、強いレッズをお見せしたい。期待に応える2023年シーズンにしたい。Jリーグはもちろん、すでに決勝進出が決まっているACLが5月6日に埼玉スタジアムで行われることになった。こんなに嬉しいことはない。3回目のアジアチャンピオンが大きな目標になる」

 埼玉スタジアムの改修工事の日程により、当初に2月開催予定だったACL決勝ではホームスタジアムが使用できない見込みだったが、22年シーズンのクラブ・ワールドカップが2月にモロッコで開催されることになったことなど、多くの要因もあり工事終了後の5月に決勝戦を戦えることになった。西地区の決勝トーナメントはこれからだが、5月6日のゲームはホーム&アウェー形式の第2戦だけに、目の前で3回目のアジア制覇を決めるチャンスが訪れている。

 この後にはスコルジャ新監督の就任会見なども予定されているが、今季の浦和が立花代表の言葉通りの強い姿を見せることができるのか注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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