J・フェリックス、今冬の“移籍プラン”判明 英、伊、仏クラブへ売り込みも…海外指摘「非常識な条件」

アトレティコでプレーするジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】
アトレティコでプレーするジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】

シメオネ監督との別離を希望、解決策として冬の移籍市場での期限付き移籍が浮上

 スペイン1部の強豪アトレティコ・マドリードでプレーするポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、ディエゴ・シメオネ監督との別離を望むことへの解決策として冬の移籍市場での期限付き移籍の実現に動いているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 フェリックスは先日のカタール・ワールドカップ(W杯)でもポルトガル代表の攻撃陣の一員としてベスト8進出の力になった。FWクリスティアーノ・ロナウドが存在感を小さくしつつあるなかで、次代の中心になるという評判は年々強まっている。

 しかし、シメオネ監督はフェリックスに安定的な出場機会を与えてきたわけではなかった。アトレティコからの退団を希望するフェリックスと、それを実現しようとする代理人ジョルジュ・メンデス氏、金銭的な見返りを求めたいアトレティコの3者が妥協点として見出せる解決策が、今冬の移籍市場で期限付き移籍先を見つけること。ここ数週間でイタリアでは強豪ユベントスとACミラン、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)、イングランド・プレミアリーグのアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドに売り込みが飛んでいるという。

 一方で問題になっているのが提示されている金銭的な条件だという。レンタル料の1500万ユーロ(約21億円)に、ハーフシーズンの年俸負担などトータル2100万ユーロ(約30億円)が必要なプランについて、記事では「喜んで払うクラブがあるわけのない非常識な条件」とレポート。アトレティコ側の妥協がなければ実現は難しいだろうとした。

 23歳の若手は2019年夏に1億2700万ユーロ(約178億円)の巨額でポルトガルの名門ベンフィカから加入し、2026年夏までの7年契約を結んでいる。それだけに安値で放出することも難しく、クラブも選手も難しい状況に陥っている模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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