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サウジ移籍とW杯優勝…C・ロナウドとメッシの分かれた“明暗”に海外注目「ライバル関係を諦めたのか?」
年俸総額は約280億円と報道
11月にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと契約解除したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、サウジアラビア1部アル・ナスルに加入した。2025年夏までの契約で、年俸総額は2億ユーロ(約280億円)とも言われるメガディールが注目を集めている。
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とはいえ、バロンドール5回受賞のロナウドがヨーロッパを離れ、中東クラブへ移籍したことは大きな時代の変化を感じさせるトピックだ。
ロナウドは先月、物議を醸した英国のテレビインタビューでお金のことは気にしないと発言し、高いレベルでのプレーを望んでいると明かしていた矢先での出来事だけに、スペイン紙「マルカ」は「クリスティアーノ・ロナウドは自分の発言と矛盾している」としたうえで、カタール・ワールドカップ(W杯)を制したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと比較するように「ロナウドはメッシとのライバル関係を諦めたのか?」とサウジアラビア移籍を取り上げている。
「C・ロナウドがレオ・メッシの上に立ってキャリアを終えられるかもしれなかった最後のチャンスがカタールW杯だった。ポルトガルをファイナルに導く希望を持って大会に臨んだが、彼がその道を歩くのは不可能となってしまった。フェルナンド・サントス監督からベンチに置かれるなど様々な障壁が彼の前に立ちはだかった。このような大打撃が彼の士気を著しく低下させた。加えて、個人的にも非常にタフな1年だった。全てが耐え難いもので、今回の決断に向かわせたのだろう」
ライバルとして常に比較され続けてきたメッシが悲願のW杯制覇を成し遂げた一方で、ロナウドは準々決勝で涙の敗退。さらにメッシはパリ・サンジェルマンで依然として欧州最高峰の舞台で戦い続けるのに対し、ロナウドはヨーロッパの第一線から離れることに。2022年、2人のスーパスターの明暗がくっきりと分かれた。
(FOOTBALL ZONE編集部)