シャルケ、日本人MFとプロ契約の可能性を現地報道 「サプライズを一つか二つ起こすかも」

シャルケのセカンドチームに所属するMF上月壮一郎【写真:Getty Images】
シャルケのセカンドチームに所属するMF上月壮一郎【写真:Getty Images】

セカンドチームに所属するMF上月壮一郎に注目

 ドイツ1部シャルケのセカンドチームに所属するMF上月壮一郎はトップチームとのプロ契約を結ぶ可能性が伝えられている。衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版はチームがリーグ最下位に低迷するなか、ブレーク中の上月を後半戦の“サプライズ”候補として取り上げている。

 12月22日に22歳の誕生日を迎えた上月は2019年にJ2京都サンガF.C.でプロデビュー後、今年1月にドイツ5部FCデューレンへ移籍。さらに今年8月には同4部に在籍するシャルケU-23チームに加入し、8ゴール4アシストと活躍。カタール・ワールドカップ(W杯)期間中にはトップチームの練習試合にも出場し、3試合連続で得点を決めていた。

 上月は来年1月にトルコで行われるトップチームの冬季キャンプに帯同する可能性が伝えられている。さらにシャルケのペーター・クネーベル氏は上月がトップチームとプロ契約を結ぶ可能性があることを認めている。「スカイ・スポーツ」は上月を「シューティングスター」と称したうえで「彼が(キャンプで)説得力のあるパフォーマンスを見せることができれば、シーズン後半戦はトップチームに完全に溶け込み、サプライズを一つか二つ起こすかもしれない」と今後の台頭が期待される選手として取り上げた。

 シャルケは昨シーズンにブンデスリーガ2部で優勝し、1年で1部に復帰。しかし、今季15試合を終えた時点でわずか2勝しか挙げられず、最下位に沈んでいる。5部リーグからステップアップしてきた上月はチームが危機的状況のなかで、トップチームに昇格することができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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