【W杯】大国撃破で日本人プレーヤー“株上昇”の可能性は? 海外記者が見解「プレミアにもっと加入するかもしれない」

南野のPK失敗「残念だった」が「全く問題ない」と今後へ期待

「リバプールは、あまり多くの選手を起用するクラブではなかった。しかも、(モハメド・)サラー、(ロベルト・)フィルミーノ、(サディオ・)マネ、(ディオゴ・)ジョッタがいたため、南野は十分なプレー機会をもらえずに、本来の力を見せることができなかった。より多くの出場時間が得られるクラブへ移籍するべきだったと思うし、彼もまだ十分に若い。

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(リバプールは)ザルツブルクとの直接対戦で、彼の活躍を見て獲得を決めたけれど、移籍金は750万ポンド(約12億円)と格安のバーゲン選手で、最後は加入した時以上の金額(1500万ユーロ=約21億円)を残していった。彼の視点からは、あまり良い移籍にならなかったが、リバプールからオファーが来たら、ほとんどの選手が『イエス』と答えるだろう。だが、与えられるべき時間がなかった。クラブも彼のことが大好きだったから、残念だよ。モナコで再び、存在感を示してくれるはずだ」

 さらにフレデリック記者は「彼のPKは残念だった」と、W杯ラウンド16のクロアチア代表戦(1-1/PK1-3)でのPK失敗について言及した。

「日本がどれだけPKに時間を割いたのか知らないけれど、PKはスター選手も外すものだ。オランダ代表のDFフィルジル・ファン・ダイクも失敗したようにね。南野はPK失敗のことを考え過ぎずに、自分の未来に集中するべきだ。自分のキャリアと向き合えば、全く問題ない」

 世界的に知られるビッグクラブでプレーする機会を得た冨安と南野だが、しっかりとチーム内で評価される存在となっている。

(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)



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