浦和GK西川周作が選ぶ「FKキッカートップ3」 「パンチが半端じゃなかった」と評した選手は?

遠藤保仁、中村俊輔、フッキ【写真:Getty Images】
遠藤保仁、中村俊輔、フッキ【写真:Getty Images】

【特別インタビュー】中村俊輔が放つ緊張感、読ませない賢さに感嘆

 浦和レッズのGK西川周作が「FOOTBALL ZONE」のインタビューに応じ、今季限りで引退を表明した元日本代表MF中村俊輔らフリーキック(FK)の名手との対峙について語った。数々の名手と対戦してきた西川の中でのトップ3と、これから始まるカタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーの中でキックに期待する選手も挙げている。(取材・文=轡田哲朗/全3回の2回目)

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 西川のインタビュー当日、中村は現役引退の記者会見を行う予定になっていた。そんな事情もあって、自然と話は中村とFKから進んだ。西川は「僕の中では、間違いなく俊さん(中村)ですね」と、対峙した中での強烈な印象について語った。

「俊さんが立った時のなんとも言えない緊張感。どっちに来るんだと。壁を作っていても絶対に枠に来るんだろうな、と。『壁、意味あるかな?』というくらいの感覚ですね。(壁をどかして)最初からボールが見えていたほうがいいんじゃないかというくらい。別格ですよ。頭でいろいろと考えているし、賢い。GKの癖みたいなのも見ていると思う。立たれた時の時間が長く感じるんですよ。いろいろな駆け引きがある中での一発なので、GKサイドに来るか、壁の上か、壁がジャンプした下もある。こっちが考えさせられてしまうんですよね」

 実際、西川は2015年の横浜F・マリノス戦で、中村に鮮やかな一撃を食らっている。「立った時の雰囲気が別格。昔から俊さんのFKを日本代表もそうだし、セルティックでマンチェスター・ユナイテッドから決めているのを見ているから、それを自分の脳が覚えてしまっている。怖さがありました」と振り返る。

 そして、「すごいと思うのは、『FKは誰が上手い?』って聞かれたら、ほとんどの人が俊さんと答えると思うんですよ。そういうイメージを持たせていることが凄いですよね」と、唯一無二の存在であることを強調していた。

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