サンプ戦の本田に伊紙3紙がチーム最低点 「不可解」「消えていった」の厳しい寸評が並ぶ

体調不良の同情の声も

 ACミランのFW本田圭佑は、8日の敵地サンプドリア戦で不発に終わり、今季最短の後半14分で交代となった。イタリア地元紙はいずれもチーム最低点をつけ、「全く不可解」「消えていた」と酷評された。試合は2-2のドローに終わっている。
 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は5点の平均点以下の評価となった。寸評では4試合連続で沈黙した本田に病み上がりゆえに、見どころなかったと分析している。
「確実性の乏しいプレー。生き生きしたプレーが全くなかったし、シュートもなかった。攻撃で仕掛けるプレーも全然なかった。疲れているようだ。インフルエンザから回復していなかったようだ」
 シュートは0本。ドリブルは2度しかけ成功は1回。前線への効果的なパスは1回と、まさに不発に終わったデータを紹介している。
 本田の5点はDFデシリオ、ボネーラ、MFエッシェンと並ぶチーム最低点。鮮やかな先制点を決めたFWステファン・エルシャラウィが最優秀の7点だった。
 「コリエレ・デロ・スポルト」紙も5点をつけている。寸評では「消えていった。結果も出せず、見せ場もない。とても悪かった」と手厳しい言葉が並んだ。
  エルシャラウィが最高の6.5点。デシリオと本田が最低点タイだった。
 「トゥット・スポルト」紙は単独最低点の4.5をつけ、「まったく不可解、多分疲れている」とコンディションの悪さを伝えた。最高点はGKディエゴ・ロペスとエルシャラウィの7点だった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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