「続投の難しさは感じていた」 浦和ロドリゲス監督、今季限りでの退任を予感したクラブの“変化”

来季については「アピスパ戦後に代理人とも話しながら考えたい」

 この2シーズンで浦和は昨季に天皇杯を優勝して、今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を勝ち取った。前述の3年計画の最終年となる今季は、川崎フロンターレとの富士フイルムスーパーカップを制し、ACLでは決勝進出に成功。一方で、リーグ戦の優勝を最優先目標としていたが、国内三大タイトルではルヴァンカップが昨季と同じ準決勝敗退で、リーグ戦と天皇杯は昨季の成績を下回った。

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 ロドリゲス監督は「クラブのフロントでも変化があり、続投の難しさは感じていた。このプロセスを別の方と続けることは少し前からクラブが決めていたかもしれない。サッカーはこのような世界なのでそれは尊重する。監督として2年間を過ごし、自分も成長できて嬉しく思う。我々が勝ち取ることができるものは勝ち取った。そこには誇りを感じる。浦和レッズの監督として仕事ができて非常に光栄に思っている」と、報道陣との会話の中では時に声を詰まらせながら、無念の思いも残る退任について語っていた。

 11月5日に行われるJ1リーグ最終節のアビスパ福岡戦が浦和で最後の公式戦となるが、ロドリゲス監督は「アビスパ戦のあとに代理人とも話しながら来季を考えたい」と、自身のキャリアについても言及。徳島ヴォルティスを4シーズン率いてJ1昇格に導き、浦和で2シーズンを過ごした戦術家を来季Jリーグで見ることはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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