伊メディアが本田のライバル称賛 「とげのあるプレーで相手を刺し、バッカに華麗なアシスト」

本田は「パンキナーロ」から脱却できるか

 イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」ではドンナルンマの8点、バッカの7.5点に続く好評価。6.5点を与えられたスソは「持続性はないが、試合から決して外されない立場こそふさわしい。バッカにアシストした」と、安定性を欠きながらも不動のスタメンと位置付けられている。右ウイングのポジションを争う本田にとっては実に厳しい一言だ。

 イタリア紙「トゥット・スポルト」は及第点の6点。「転んだ。ピッチは最悪だったが、他のスパイクに変えたらどうだろう? 中央に切り込んで攻撃した。バッカへのアシストは彼のもの」と悪条件のピッチ状態に苦しみながらも、最後の結果を出したと評されている。最高評価はドンナルンマの7.5点だった。

 今季の本田は前節ウディネーゼ戦で11分間出場したのみ。昨季イタリアメディアから「パンキナーロ(イタリア語でベンチ要員)」と命名された屈辱に甘んじている背番号10は、移籍市場が開く1月までに日の目をみることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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