ミラン指揮官、サンプ戦決勝弾でバッカの“造反”を不問に 「意見交換は日常茶飯事」

「全てはコントロールされている」

「面と向かって意見をぶつけ合うのは日常的なことであるし、その内容について全てを人前で話すのが正しいことだとは思っていない。我々は1週間で3試合を戦うスケジュールにいるのだから、監督としてはいくつかの決断をしなければいけないのは自然なことだ。全てはコントロールされていて、順調だ。バッカは重要なインパクトを与えたし、やってやるんだという強い気持ちでピッチに入ってくれた」

 あくまでも、来週のミッドウィークにもゲームが入る過密日程を考慮した選手起用と主張。昨季も途中交代に激怒し、試合中に帰宅する事件を起こしているバッカの造反についても、「コントロールされている」と問題なしとしている。

 現地メディアでは、バッカのプレースタイルと運動量についての対立だと報じられたが、フィニッシュの場面に最大限の力を注ぐ自身のスタイルを崩すことなく勝利に導いたバッカに対しては、モンテッラ監督も感謝するしかなかったのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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