ハーランドが前半で2ゴール　トロサールが反撃の一撃もデ・ブライネが鮮烈弾

　現地時間10月22日のイングランド1部プレミアリーグ第13節でマンチェスター・シティと日本代表MF三笘薫が所属するブライトンが対戦。三笘は2戦連続ベンチ外となったなか、FWアーリング・ブラウト・ハーランドが2ゴール、MFケビン・デ・ブライネの1ゴールでシティが3-1と勝利した。

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　三笘は10月14日の第11節ブレントフォード（0-2）戦で後半開始から右サイドハーフで途中出場。今季最長となる45分にわたってプレーしたものの、出場直後に右足を痛めて、試合後には松葉づえを付く姿に注目が集まり、前節に続き2戦連続のベンチ外となった。

　そんな一戦でスコアが動いたのは前半22分だった。GKエデルソンのキックから抜け出したハーランドが、飛び出したブライトンGKロベルト・サンチェスをかわすと、カバーリングに入ったDFアダム・ウェブスターを競り合いで吹き飛ばし、無人のゴールに流し込んでシティが先制した。

　さらに前半42分、シティMFベルナルド・シウバが相手エリアで倒されてシティがペナルティーキック（PK）を獲得。このPKをハーランドが冷静に沈めてこの日2ゴール目をマークし、リーグ戦11試合17ゴール（公式戦15試合22ゴール）とした。

　後半に入るとブライトンも反撃。同8分に速攻から仕掛け、MFレアンドロ・トロサールが強烈なミドルシュートを叩き込んで1-2と1点差に詰め寄る。その後も積極的にゴールへ迫るブライトンは、トロサールがドリブル突破からビッグチャンスを創出し、相手GKエデルソンと1対1の場面を作り出すも好セーブに阻まれた。ブライトンのペースかと思われたが、後半30分にデ・ブライネが鮮やかなミドルシュートを突き刺し、シティが再び2点差とした。

　試合はそのまま終了してシティが3-1と勝利し、前節リバプール戦で0-1と敗れて今季初黒星を喫していたが連敗を阻止した。一方、前節に最下位ノッティンガム・フォレスト戦で0-0ドローに終わったブライトンは今季4敗目を喫し、直近5試合未勝利（2分3敗）と苦戦が続いている。