クラマー監督解任のシャルケ、後任探しが難航 独テレビ局報道、元ヘルタ指揮官と「合意に至らなかった」
10月19日にクラマー監督を解任、次節ヘルタ戦はコーチ内部昇格の暫定体制か
日本代表主将のDF吉田麻也が所属するドイツ1部シャルケは10月19日にフランク・クラマー監督を解任したが、ドイツテレビ局「シュポルト1」は「希望する候補者がいない」と報じている。
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今季ドイツ1部に復帰した名門シャルケは現在リーグ戦で勝ち点6の17位に沈み、先月に最下位ボーフムからマークした1勝のみ。現在は4連敗中で、10月18日にはDFBポカール2回戦でホッフェンハイムに1-5の完敗を喫していた。
これによりクラブはクラマー監督の解任に踏み切り、23日のブンデスリーガ第11節ヘルタ・ベルリン戦までに後任監督を指名したいという。しかし、記事では「クラブ関係者から得た情報では、希望する候補者がいないとのこと。一昨シーズンにヘルタを率いたブルーノ・ラッバディア氏とも合意に至らなかった」とした。
ほかに名前の挙がる候補者もまた、コストがかかる、実現可能性がない、適していないという声があり、絞り込みも難航していると言及。そのうえで、現状ではヘルタ戦はコーチングスタッフの内部昇格による暫定監督体制で臨む可能性があるとしている。
また、シャルケは今回解任となったクラマー監督と昨季中に解任したディミトリオス・グラモジス元監督の2名に今シーズン終了まで給与を支払う必要があるという。
カタール・ワールドカップ(W杯)も近づくなか、不振にあえぐ吉田擁するシャルケは後任監督探しに決着をつけることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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