本田インフルエンザから回復 サンプドリア戦強行出場も

初のスタメン落ちか!?

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督は、インフルエンザで8日のサンプドリア戦欠場が濃厚視された日本代表FW本田圭佑が前日練習で合流することを明らかにした。
 7日のイタリア各紙は、本田がインフルエンザに感染し、スタメンから外れると報じていた。本田は、今季リーグ10試合で全試合先発出場していたが、初のスタメン落ちのピンチに陥っている。ミラネッロで行われた前日記者会見では、地元記者が背番号「10」の体調について指揮官に質問を集中させた。インザーギ監督は、それにこう答えた。
「練習をみて、様子をみよう。アレックス、アバテ、ムンタリという重要な選手を欠き、サパタも今日まで練習していない。今日の練習後の様子を見て決めたい。本田とメネズは疲れていたのは前回の試合(5日・ベルルスコーニ杯サンロレンソ戦)までのことで、今は完全に回復した。本田はのどが痛かったが、もう今日は練習する」
 本田は、のどの痛みを訴えて6日の練習を回避していたが、回復傾向にあるようだ。サンプドリア戦出場について明言を避けたが、ミランは3試合連続で白星から遠ざかっている。今季6得点2アシストと、好調の本田自身も3試合連続ゴールなどの結果から遠ざかっている。サンプドリア戦で病み上がりの強行出場となるのか、イタリアでも大きな注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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