記録が後押しの可能性も? 長谷部誠、来季も現役続行のシナリオに独メディア注目「さらに長くプレーするインセンティブになるかもしれない」

フランクフルトでプレーする長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトでプレーする長谷部誠【写真:Getty Images】

今季限りで現役生活を終え、コーチングスタッフに加わると当初報道

 ドイツ1部フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠に、来シーズンも現役続行の可能性が浮上している。ドイツメディアは38歳の長谷部がクラブの最年長出場記録更新の可能性に注目している。

 長谷部は今年2月にフランクフルトとの契約を2027年まで延長。今季限りで現役生活を終え、その後はコーチングスタッフに加わるとされていた。

 そうしたなかで、フランクフルトのマルクス・クレシェSDは衛星放送「スカイ」のインタビューで、「それは彼次第。もう1年プレーしたいと言えば、そうなるだろう」と長谷部の去就についてコメント。現役続行の可能があることを示唆した。

 ドイツ移籍情報専門サイト「transfermarkt」はこの長谷部に関する報道を受け、「SGE(フランクフルト)の年齢記録が手招きしている」と報じている。同メディアによれば、現時点でフランクフルトの最年長出場記録は1997年にルディ・ボマー氏が打ち立てた39歳7か月17日。来年1月18日の誕生日で39歳を迎える長谷部が来季もプレーを続けた場合はこれを更新する可能性がある。この記録が長谷部にとって、「さらに長くプレーするインセンティブになるかもしれない」と伝えられている。

 今シーズンは開幕から出番が限られていた長谷部だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節では強豪トッテナム戦でイングランド代表FWハリー・ケインを抑え込むなど経験に裏打ちされた安定感抜群の守備を披露するなど健在ぶりを示した。来季もピッチに立つ姿を見ることができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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