ハーランドの驚異的スタッツ判明! 90分あたり1.89点のゴールラッシュ、1シーズン驚きの“102得点ペース”と英指摘

得点を量産しているマンCのFWハーランド【写真:ロイター】
得点を量産しているマンCのFWハーランド【写真:ロイター】

今夏シティ加入後、すでに3度のハットトリックを含む公式戦17得点マーク

 イングランド1部マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは加入後すでに3度のハットトリックを含む怒涛のゴールラッシュで公式戦11試合で17得点(3アシスト)と得点を量産している。“シーズン102得点ペース”を記録しているストライカーの活躍には英国メディアも「全開の彼は本当に止められない」とお手上げ状態だ。

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 昨季までボルシア・ドルトムントでプレーしていたハーランドは今夏、スペイン1部レアル・マドリードなどへの移籍の噂もあったなかでプレミアリーグ王者のシティへ加入。純粋な“9番”が不在だったチームの新たな得点源として大きな期待を背負った。そして、おそらく多くの人が想定していた以上の活躍で期待に応えている。

 プレミアデビューとなった開幕節のウェストハム戦(2-0)で2得点を奪うと、第4節クリスタル・パレス戦(4-2)、第5節ノッティンガム・フォレスト戦(6-0)で2試合連続ハットトリックを達成。さらに直近の第9節マンチェスター・ユナイテッド戦(6-3)でもハットトリックを決めるなど8試合で14得点をマーク。UEFAチャンピオンズリーグでも古巣ドルトムント戦(2-1)のゴールを含む2試合3得点とゴールネットを揺らし続けている。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、ここまでのハーランドは90分あたり1.89点のペースでゴールを決めている。これは144分以上のプレー時間がある選手のなかでは欧州5大リーグトップの数字で、この得点率と平均出場時間を維持すれば、シーズン61得点ペースとなる。仮に1分も欠場することなくプレーし続けた場合は、71ゴールまで到達する計算だ。

 さらに、もしカップ戦も含めたすべてのコンペティションで決勝に進出し、全試合フル出場した場合はシーズン102得点を決める計算となるという。もちろんこれはあくまで計算上の話で最終的にこれだけの数字を残すのは非現実的だが、この序盤戦はそれだけ驚異的なスタッツを残しているということだ。

 ハーランドは身長195センチ、体重95キロの巨漢で空中戦に強いうえに抜群のスピードも併せ持つ。利き足の左足のシュートは正確かつ強力で、アクロバティックなシュートも得意とするなど得点パターンは多彩だ。「スカイ・スポーツ」は「全開時の彼は本当にアンストッパブル(止められない)」と表現している。

 ハーランドの存在がプレミアリーグ2連覇中のチームをさらに別次元の存在へと引き上げようとしている。今季この22歳のFWを擁するシティを無得点に抑えた対戦相手は皆無だが、彼らの勢いを止められるチームは現れるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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