セルティック旗手、決勝“20mミドル弾”炸裂も…ポステコグルー監督「落胆しているはずだ」

セルティックのポステコグルー監督と旗手【写真:Getty Images】
セルティックのポステコグルー監督と旗手【写真:Getty Images】

マザーウェル戦で決勝ゴールの活躍、味方を退場させるパスミスは課題に

 スコットランド1部セルティックは、10月1日のスコティッシュ・プレミアシップ第9節でマザーウェルと対戦して2-1で勝利した。日本代表FW古橋亨梧のゴールで先制したセルティックは、一度は追い付かれるものの、後半19分に日本代表MF旗手怜央のゴールで再びリード。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は、旗手に対してさらなる成長を期待している。スコットランドメディア「STVスポーツ」が報じている。

 1-1で迎えた後半19分、旗手はゴール前約20メートルの距離からミドルシュートを決め、チームの決勝点を挙げている。チームの勝利に貢献した旗手だが、一方ではミスも目立った。同じような距離からのシュートをポストに当てた場面や試合終盤には旗手のパスミスによって生じたピンチをカバーしようとしたチームメイトのスコットランド代表MFカラム・マクレガーが退場処分になったことを報じた。

 試合後、ポステコグルー監督も「レオの成長は目覚ましい。だが、彼のポテンシャルはまだまだこんなものではない。彼は22歳まで大学生だった。プロのサッカー選手としては、まだ3歳なんだ。プロ1年目のシーズンに、彼が残した印象を受け、あれが出発点ならさらに成長すると思っていた。自分に対して厳しく、追い込もうとして、より良くなろうとしている。だから、もっと成長するだろう。レッドカードを招く結果になったミスには、落胆しているはずだ。部屋に戻って、どうすれば良くなるかを自問する。レオはさらに大きなポテンシャルを秘めているし、よくやってくれた」と、自身が日本から連れてきたMFについて語っている。

 日本代表の9月シリーズでは出場機会を与えられなかった旗手。大逆転でのカタール・ワールドカップ出場を実現するためにも、クラブで存在感を示してアピールしていくしかない。

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