三笘薫、テクニシャン松井大輔との“ドリブラー対談”で明かした「商売道具」のヒミツ

松井大輔と対談した日本代表MF三笘薫【(C)AbemaTV,Inc.】
松井大輔と対談した日本代表MF三笘薫【(C)AbemaTV,Inc.】

「ABEMA」で三笘薫と松井大輔が特別対談

 2022年カタール・ワールドカップ(W杯)全試合を生中継する「ABEMA」が、W杯特別番組「FIFAワールドカップ64~三笘のドリブルで世界を攻略SP~」を9月24日に放送した。

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 日本代表MF三笘薫(ブライトン)は、9月23日にドイツ・デュッセルドルフで行われた国際親善試合アメリカ戦(2-0)でも個人技からゴールを奪ったように、対峙した相手を翻弄するドリブルが特徴。今回、2010年の南アフリカW杯に出場した元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)との“ドリブラー対談”が実現した。

 三笘は自身の「ベストドリブル」の1つとして、プロ1年目となる2020年のJ1川崎フロンターレ対横浜F・マリノス戦で見せた、「驚異の70メートル独走」をピックアップ。「僕の代名詞じゃないですけど、こういうシーンのおかげでみなさんに覚えてもらいやすかった」と理由を挙げ、「ドリブルって賭けの部分もあるじゃないですか。でも名DFチアゴ(マルチンス)選手を相手に、逆にあそこしかなかった」と振り返った。

 三笘が賭けに出る時は、「(ボールを)取られないようにする時と、リスクを冒してでも行く時を使い分けてる、難しいですよね」と話すと、松井も「勝負に行きたくなる時あるよね。でもその時、ちょっと監督の顔が頭をよぎる」と共感。三笘も「監督だけじゃなくてセンターバックとかも……」と、“ドリブラーあるある”で盛り上がった。

 一方、今年6月に行われたキリンチャレンジカップ・ブラジル戦では、王国相手に自分のドリブルが通用しなかったことも打ち明けている。

「ブラジル戦では、プレーの選択肢を全部切られた。読まれてボールを持っていかれた」

 このように反省点を語りながら、もう1つの武器である「キックフェイント」に言及。2回のフェイントを使い分け、相手の体勢を崩す足技を実演しながら、「軸足よりも入りたい」「軸足の110度くらい行きたい」というドリブラー同士の高度な会話も展開。すると、松井が「でも、あんまりテレビで言っちゃダメだからね」と我に返ると、三笘も「ダメですね。僕の商売道具なので(笑)」と笑い合ってみせた。

 最後に、松井は三笘へ「ドリブルからゴール」という激励の言葉を贈り、南アフリカW杯出場時に自身が叶えられなかった誓いを託しました。三笘は「世界を圧倒する」という言葉を掲げ、「W杯の舞台はトップレベルの選手が多くいるので、その中でも圧倒的なドリブルやチャンスメイクで勝たせること、いちばん僕にできることだし、しないといけない」と力強く語っていた。

【読者アンケート】日本代表@9月欧州遠征

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