エクアドル戦は「いい機会」 三笘薫がスーパーサブ脱却へ意欲「スタメンでできると思われるように」

アメリカ戦では途中出場から追加点を奪取【写真:ロイター】
アメリカ戦では途中出場から追加点を奪取【写真:ロイター】

冨安離脱前には練習でマッチアップ

 今回の代表活動中には、途中離脱する前に一度だけDF冨安健洋(アーセナル)と対戦することもあった。ブライトンとアーセナルが対戦し両者がピッチに立っていれば、イングランドのピッチの上で、彼らは同サイドでマッチアップする公算が高い。

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「試合に出た時のことを考えて『やりすぎるのも良くないね』と、お互いで話していました。試合に出た時にどんな感じかを感じるためにも、まずは試合に出られるようにしたいし、その時を楽しみにしたい」

 ブライトンで先発できていないことから、三笘はまだまだプレミアリーグの強度を体感しきれていない。「途中出場からなら出場時間が短いので体力がある分、何度も仕掛けられて自分の100%の状態で仕掛けられます。スタメンの時に相手が疲れていないなかで、どれだけ仕掛けられるかは練習試合でもやっていますが、本番のピッチ内の緊張感が分からないので、未知のところが多いと思っています」と話し、クラブでも先発出場をしなければいけないという危機感を示した。

 日本代表で先発出場し、スタートから高いパフォーマンスを出せることが示せれば、ブライトンのコーチングスタッフへのアピールにもつながるはず。「アメリカとエクアドルで、対戦相手の特徴も違うので、どうやって違うサッカーをして優位に進められるか。個人としては、もう一度結果を出してアピールしないといけないと思っています」。スーパーサブ脱却へ向けて、先発出場の希望が叶えば、大きな勝負の一戦となる。

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