C・ロナウド、中東オファーを拒否 2年350億円の巨額提示も…欧州でのプレー希望

ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

サウジアラビアの強豪アル・ヒラルから獲得打診、好条件も“選択外”と海外報道

 サウジアラビアの強豪アル・ヒラルはイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に向けて、2年総額2億4200万ユーロ(約350億円)のメガオファーを送っていたが、これは拒否されていたようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 ロナウドは2021年夏にユベントスを退団し、古巣のユナイテッドに加入。2009年以来12年ぶりの復帰を果たし、リーグ3位の18得点を決めるなど健在ぶりを示した。

 その一方でチームは6位と低迷。UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したことやオフの補強に不満を持ったとされるロナウドは退団の噂が過熱した。複数ビッグクラブが候補として取り沙汰されていたなか、最終的には残留していた。

 そんなロナウドに対し、アジアのクラブが破格のメガオファーを用意していた。それが昨シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ王者アル・ヒラルだ。ACLの西地区でベスト16に残っており、連覇の可能性を残すサウジアラビアの強豪はスーパースター獲得のために2年総額2億4200万ユーロ(約350億円)の条件を提示していたというのだ。

 ただし、ロナウドはアル・ヒラルからのオファーを拒否。マルカ紙によれば、ロナウドは依然として欧州でプレーを続けることにこだわっているという。今季就任のエリック・テン・ハフ新監督の下ではファーストチョイスでなくなりつつあるが、どれほどの好条件でもアジアへの移籍は選択肢に入らなかったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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