カディス×バルサ戦、心停止のファンを救った「AEDパス」の真相とは? 選手らの“英雄的行為”に世界喝采
後半38分、ファンが倒れて試合が一時中断 カディスGKレデスマの行為に注目
現地時間9月10日のリーガ・エスパニョーラ第5節でカディスとFCバルセロナが対戦。アウェーのバルセロナが4-0と勝利した一戦の後半途中、スタンドのファンが心停止に陥るハプニングが発生し、カディスのアルゼンチン代表GKヘレミアス・レデスマがAED(自動体外式除細動器)を持って疾走し、スタンドに投げ込んだ「英雄的行為」が世界中で話題を呼ぶなか、カディス公式SNSでは「AEDパス」の真相を明かしている。
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バルセロナが2-0とリードして迎えた後半38分、カディス側のスタンドでファンが心肺停止に陥り、試合が一時中断。その際、救護のためにAEDを受け取ったカディスGKレデスマが猛ダッシュでAEDを運び、スタンドに届けるシーンに注目が集まった。
英メディア「GIVEMESPORT」は「英雄的な行動でファンの命を救った」と、その行為を称賛。そんななか、カディスの公式ツイッターが更新され、「バルセロナ戦の途中、心臓発作のため心肺停止状態になったカディスタは、スタジアムでの応急措置により蘇生、その後地元病院のICUにて容体が安定したことを確認しました。適切かつ迅速な対応を実行、協力してくれたスタッフ、サポーター、そしてバルセロナ関係者、全ての方に感謝します」と発信していた。
また時間をおいて再びツイートされ、守護神レデスマがAEDをスタンドに届ける映像とともに、ある写真をアップ。「#おれたちのコナン のアクションを多く取り上げて頂いていますが、彼が届けたAEDはバルセロナのスタッフからパスされたものであること、そして、搬送に使うストレッチャーを率先してスタンドへ運んだのが我らが主将ホセ・マリであることも伝えたい」と、バルセロナスタップからの“AEDパス”の瞬間などを捉えた写真も添えていた。