マンCがシメオネ監督を後任の有力候補に ペジェグリーニ監督続投にはCLの1次L突破が条件か!?

追い込まれたチリ人指揮官

 英プレミア王者マンチェスター・シティが来季スペイン王者アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督を招聘する可能性が浮上している。英地元紙「メトロ」が報じた。
 オイルマネーで潤う強豪が昨季アトレティコでリーグ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝という多大な成果を収めたシメオネをロックオンした。マヌエル・ペジェグリーニ監督が、クラブの資金力と投資額に見合う成果を得ることができなかった場合、後任の最有力候補として、その名が挙げられている。
 チリ人指揮官は昨季のプレミアリーグと、キャピタル・ワン杯のタイトルをもたらすという快挙を成し遂げたにもかかわらず、クラブ側はCLで結果を残せていない状況に不満を抱いているという。
 仮にマンCがリーグタイトルを維持できず、CLでの1次リーグ突破に失敗した場合、アトレティコの闘将にチームを託す方針だとされる。
 ペジェグリーニ監督は、マンチェスター・ダービーでの44年ぶりの4連勝、就任1年目でのリーグ制覇と幾多の偉業を達成した。CLでの失望という、たった一つの減点でチームを追い出されてしまうことはあるのだろうか。
 
 マンCはCLの1次リーグE組で3試合でわずか勝ち点2。グループ3位で決勝トーナメント進出が危うい状況となっている。もはや勝利以外許されないチリの知将は4日、1 次リーグ第4節のCSKAモスクワ戦をホームで迎える。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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