クラブ日本語版公式SNSでトレーニング風景の一部を公開

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間8月14日に行われたカディスとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦でスタメン出場し、チームを1-0勝利に導く決勝ボレー弾をマークした。早速結果を残して今後への期待が高まるなか、クラブの日本語版公式ツイッターで公開された“ピタ止め”トラップが話題を呼んでいる。

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　久保は2019年のレアル・マドリード加入後、3シーズン連続でレンタル移籍を繰り返し、今夏にはソシエダへの移籍を決断。プレシーズンマッチではボルシアMG戦（1-1）、オサスナ戦（1-0）、ボーンマス戦（2-1）、アスレティック・ビルバオ戦（0-1）に出場し、リーグ開幕戦でも先発に名を連ねた。

　初戦カディスとのアウェーゲームで、久保は主戦場とする2列目の右サイドではなく、4-4-2システムにおける前線2トップの一角で出場。立ち上がりから積極的にパスを呼び込み、味方との連係から相手ゴール前へ迫るシーンをたびたび見せたなか、前半24分、MFミケル・メリノからの縦パスをゴール前中央で受け、左足でワントラップ後、右足で絶妙なボレーシュートを叩き込んだ。

　新天地デビュー戦でのセンセーショナルな活躍ぶりに評価が高まるなか、クラブの日本語版公式ツイッターが1本の動画を公開。ピッチサイドで待つ久保にロングボールが入ると、左足で“ピタリ”と止める見事なトラップを披露。さらに同様のシチュエーションで今度はトラップから細かいタッチでキープする瞬間が収められている。

　公式ツイッターは「今日のトレーニングでも高い質のプレーを見せるタケ」と紹介。高い技術の垣間見える映像にファンから「美しいの一言」「ずっと見てられる」「トラップやばっ」「流石の足捌き」「ホンマに上手いなぁ」「小野伸二と同じ匂いがする！」「トラップが神」と称賛の声が届くとともに、「次節ウインガーなのかな？」とサイドでプレーする姿に次節ポジションを予想するコメントも寄せられていた。

　ソシエダは現地時間21日、久保がかつて在籍していたバルセロナをホームに迎え撃つ。