セルティック古橋が「なぜスタメンにふさわしいか示した」 巧みな“インテリジェンス弾”を現地メディア称賛

セルティック2年目を迎えた古橋享梧【写真:Getty Images】
セルティック2年目を迎えた古橋享梧【写真:Getty Images】

開幕から3試合連続スタメンの古橋、キルマーノック戦のゴールを現地メディアが解説

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、リーグ開幕戦から3試合連続でスタメン出場。直近のキルマーノック戦でもゴールを決めているが、セルティック専門のニュースサイト「セルティック・ウェイ」がそのプレーを称賛している。

 古橋は昨季、夏の加入からセンセーショナルな活躍を見せた一方、シーズン後半戦では負傷離脱も長かった。その間にチームでは長身FWギオルゴス・ギアクマキスが活躍。今季の開幕からもファンの間では古橋ではなくギアクマキスの起用を望む声もあったという。

 レポートでは古橋について「見事に効率的なプレーを披露し、なぜ彼がスタメンにふさわしいかを示した」としたうえで、FW前田大然のアシストでゴールしたキルマーノック戦の得点シーンをピックアップしている。

 この場面では縦パスに抜け出した前田のゴール前を横切るようなラストパスを流し込んでいるが、記事ではその間にスピードの緩急をつけて相手DFと距離を作った走り込みが「インテリジェンスあふれるもの」として称賛された。

 古橋の走り込みは、2人のセンターバック(CB)の間を割る形のものだったが、まずはコース取りで体をぶつけられない位置を取ったうえで、緩急をつけてファーサイド側の相手より確実にゴール方向に先手を取り、さらにボールに合わせる間際ではやや減速してシュートの精度を落とさないようにボールに合わせていると解説されている。

 185センチと長身でフィジカルも強く典型的なFWと認識されるギアクマキスの存在は、古橋にとってクラシックな分かりやすいタイプのセンターフォワード(CF)との争いを意味するが、スピードと得点感覚で十分にスタメン起用されるにふさわしいプレーを見せていると評価されているようだ。

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