「日本の忍者」 ブライトン三笘、空中にボールを浮かす華麗ドリブル 鮮烈デビューに現地ファン激賞「スーパーな選手だ」
8月13日のプレミアリーグ第2節でニューカッスルと対戦、後半30分から三笘出場
イングランド1部ブライトンは、現地時間8月13日のプレミアリーグ第2節でニューカッスルと対戦。ブライトンの日本代表MF三笘薫は開幕戦に続き、2試合連続のベンチスタートとなったなか、後半30分から投入され待望の“プレミアデビュー”を飾った。空中にボールを浮かす華麗フェイントのドリブルを繰り出し、「日本の忍者」「スーパーな選手だ」と現地ファンに衝撃を与えている。
ブライトンは開幕戦で名門マンチェスター・ユナイテッドと対戦。アウェーで2-1と勝利して好スタートを切った一方、ベンチ入りした三笘に出番はなく、プレミアデビューはお預けとなっていた。
ニューカッスル戦では0-0のまま後半へ突入。すると後半30分にブライトンはMFソロモン・マーチを下げて三笘を投入する。日本代表でも頭角を現すドリブラーがプレミアデビュー戦で魅せる。
後半36分、左サイドで高く浮いたボールを受けた三笘は胸でトラップ。その間に相手がぐっと間合いを詰めると、三笘は空中に浮いたボールが落ちる前に再びボールを宙に浮かせ、相手の頭上にボールを通して抜くシャペウという美技を駆使したドリブルを披露し、1人目を華麗に抜き去ると会場がどよめいた。カバーに入った相手に突破を一度阻止されるも、こぼれ球を味方がつなぎ、再び三笘がボールを受けて相手エリア前に侵入。ギリギリのところでクリアされたものの、ホームのファンは三笘のドリブル突破に大喝采を送っている。
終盤にも鋭いドリブルで相手を翻弄して、あと一歩でゴールという決定機を演出した三笘。クラブ公式ツイッターが試合結果を速報したなか、現地ファンから「三笘は日本の忍者」「三笘が輝いていた」「素晴らしいデビュー」「スーパーな選手だ」「三笘のドリブルが凄い」と絶賛の嵐になっている。試合は惜しくも0-0ドローに終わったものの、「Kaoru MITOMA」の名前を印象付けたようだ。