1-1で迎えた延長後半6分、値千金の決勝FK弾をマーク

　ドイツ1部フライブルクは現地時間7月31日、DFBポカール1回戦で2部カイザースラウテルンと対戦。延長戦にもつれたが、日本代表MF堂安律が延長後半に勝ち越しの直接FKを決めて2-1で勝利した。地元でも「マジック」「なんてFKだ」と称賛されている。

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　オランダ1部PSVからフライブルクに移籍した堂安は、2列目の右サイドで先発出場。カイザースラウテルンに先制を許し、長い時間リードを許していたなか、後半37分にMFロランド・サライのゴールで同点に追いつき、延長戦に持ち込む。

　スコアが動かないまま迎えた延長後半6分、ゴールまで約20メートルの正面の位置で獲得したFKに左足を振り抜くと、狙いすました一撃がゴール右隅に直接決まり、値千金の勝ち越しゴールとなった。

　フライブルクは2部カイザースラウテルンになんとか2-1で勝利。ドイツ地元紙「Badische Zeitung」は「堂安律のマジックFK」と見出しを打ち、「フライブルクはシーズン序盤の躓きをかろうじて逃れた」と殊勲のプレーと伝えた。また、DFBポカール大会公式ツイッターも「なんてFKだ」と称賛している。