浦和、川崎戦欠場のショルツが練習合流 リンセンは右ハムストリングの肉離れで9月以降の復帰へ

浦和DFアレクサンダー・ショルツ【写真:轡田哲朗】
浦和DFアレクサンダー・ショルツ【写真:轡田哲朗】

クラブ会員向けに練習を公開

 浦和レッズは7月30日のJ1リーグ第23節で川崎フロンターレに3-1の勝利を収めてから一夜明けた31日、トレーニングを抽選で当選したクラブ会員向けに公開した。川崎戦を欠場したDFアレクサンダー・ショルツやMF大久保智明が復帰し、ジョアン・ミレッGKコーチによる熱血指導も行われた。

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 浦和は川崎にリーグ戦で約4年ぶりの勝利を収め、6月のインターナショナル・マッチウィークによる中断から明けて5勝2分と好調を維持している。練習の冒頭ではGK西川周作からの“無茶ぶり”を受けて川崎戦で浦和移籍後の初ゴールを決めた副主将のMF岩尾憲が、4151人の応募の中から75組150人が当選したギャラリーに向けて挨拶していた。

 川崎戦でプレータイムの長かった選手や、負傷からの復帰戦になったFWキャスパー・ユンカーは軽いメニューで終わったが、GK西川周作を筆頭にGK鈴木彩艶、GK牲川歩実の3人はミレッGKコーチから熱のこもった指導を受け、ファインセーブにはギャラリーからも大きな拍手が送られていた。

 体調不良により川崎戦を欠場したショルツと、足の痛みを訴えていた大久保も全体練習に合流。一方で、23日に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)との国際親善試合で負傷した新戦力のオランダ人FWブライアン・リンセンは、右ハムストリングの肉離れにより8月中の復帰は難しいという状況が説明された。

 浦和はこの後、8月3日にルヴァンカップ準々決勝の第1戦で名古屋グランパスと対戦した後に、週末の6日もリーグ戦で名古屋とのアウェーゲームが入り、10日にルヴァン杯の第2戦で名古屋と対戦する3連戦を迎える。全体的なコンディションの良さをうかがわせる中で、ショルツの復帰や日本代表としてE-1選手権で経験を積んだ鈴木彩艶の起用法も注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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