ミラン本田、“ベンチ要員”の序列降格危機? 移籍市場最終日にモンテッラ監督の愛弟子が加入

フィオレンティーナからチリ代表MFフェルナンデスが期限付き移籍で加入

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランは、移籍市場最終日にビッグネームに立て続けに“ダメ元オファー”を連発し、失敗し続けるなか、タイムリミット15分前の段階でヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の愛弟子を獲得した。フィオレンティーナからチリ代表MFマティアス・フェルナンデスを、買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得すると、ミランが正式発表した。

 ミランは移籍市場の最終盤でオファーを乱発していた。チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガス、アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャー(ボーンマスへ期限付き移籍が決定)とウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの獲得にも動いたと、現地メディアでは報じられた。イタリア国内でもインテルのモンテネグロ代表FWステヴァン・ヨベティッチに加え、本田を交換要員としてラツィオのセネガル代表FWケイタの獲得を目指したとも報じられた。

 ビッグネームと実力者を狙ったミランだったが、資金難によりいずれも獲得に失敗。そして最終的には、フィオレンティーナから戦力を確保した。フェルナンデスは、モンテッラ監督がチームを率いていた当時にもプレーしていた選手であり、様々なシステムを併用する“モンテッラスタイル”の理解者として問題がなさそうだ。

 

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