日本選手が「あわや大怪我」 中国の“ラフプレー”に韓国メディア指摘「格闘技を彷彿」

中国の“ラフプレー”に海外も注目【写真:高橋 学】
中国の“ラフプレー”に海外も注目【写真:高橋 学】

中国との一戦は0-0ドロー、優勝を懸けて27日に韓国と対戦

 森保一監督が率いる日本代表は、7月24日に行われたE-1選手権第2戦で中国と対戦し、0-0の引き分けに終わった。中国選手のラフプレーに日本の選手があわや負傷の場面もあったなか、韓国メディア「マネートゥデイ」は「格闘技を彷彿とさせた日中戦」「あわや大怪我の危険もあった」と指摘している。

 中国戦では、GK大迫敬介らサンフレッチェ広島の選手を5人スタメン起用。球際で激しい攻防を繰り広げたなか、前半19分にはボールを持ったMF森島司(サンフレッチェ広島)に対して、中国DFハ・ユーポンが激しいタックルをお見舞い。足を削られた森島は倒れ、主審はすぐさまハ・ユーポンに対してイエローカードを提示した。

 またFW宮市亮(横浜F・マリノス)が抜け出した前半38分には、食らい付くDFウー・シャオツンに加え、キャプテンのDFチュー・チェンジェが全力疾走でカバーに入り、そのまま身体をぶつけて突破を阻止する形で交錯。宮市は接触でピッチに倒れ込み、頭を押さえるなどしばらく動けない時間が続いた。

 後半4分にも宮市が仕掛ける際、MFファン・ジャフェイが背後から引っかけてファウルし、チーム2枚目のイエローカードが与えられている。

 記事では「格闘技を彷彿とさせた日中戦」と報道。「韓国戦でも荒かった中国のプレーは、日本戦でも変わっておらず、日本も激しいファウルで立ち向かい、格闘技を彷彿させた」と続けた。「森島への荒いタックルでイエローカードを受け取った。ややもすると大怪我の危険もあった深いタックルだった。日本でも危険なファウルという指摘が相次いだ」と言及した。

 日本側も球際で負けじと気迫あふれる攻防を繰り広げるたが、最終的に0-0ドロー。27日に森保ジャパンは大会優勝を懸けて韓国と対戦するなか、1勝1分の日本と2連勝の韓国の状況を比較し、「韓国は日本戦ドローでも優勝できる。日本は逆転優勝に勝利が必要」と報じていた。

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