FWマネ、自身2度目のアフリカ最優秀選手賞を受賞 カーンCEO歓喜「バイエルンの長い歴史の中でも誕生したことはなかった」

アフリカ最優秀選手賞を受賞したサディオ・マネ【写真:ロイター】
アフリカ最優秀選手賞を受賞したサディオ・マネ【写真:ロイター】

サラー、メンディを抑えて栄誉に輝いた

 リバプールからバイエルン・ミュンヘンに移籍したセネガル代表FWサディオ・マネが今年度のアフリカ最優秀選手賞を受賞した。最終候補3人の中で昨季までリバプールで同僚だったエジプト代表FWモハメド・サラー、チェルシーのセネガル代表GKエドゥアール・メンディを抑え、自身2度目の栄誉となった。

 2020年、21年度は新型コロナウイルスの影響もあって同賞の発表は行われていなかったため、マネは19年に続く連続受賞となった。

 マネは昨シーズン、リバプールで公式戦51試合に出場して23得点を記録。プレミアリーグとチャンピオンズリーグはそれぞれ2位、準優勝に終わったが、FAカップとリーグカップのタイトルを獲得したチームの中で、エースのサラーに次ぐ得点源として活躍した。

 また、セネガル代表の一員としてアフリカネイションズカップを制覇とカタール・ワールドカップ出場権獲得に大きく貢献。30歳のストライカーは充実の時を過ごしている。

 英紙「デイリー・ミラー」は受賞したマネに対する、新天地バイエルンの首脳陣からの祝福コメントを報じている。

 ヘルベルト・ハイナー会長は「サディオ・マネが再びアフリカの最優秀選手に選ばれたことを祝福する」と述べ、「彼は素晴らしい選手あり、何よりも素晴らしい人間だ。母国のセネガルやサッカー界全体、そしてバイエルンやブンデスリーガを代表するプレーヤーだ」と惜しみない賛辞を送っている。

 また、オリバー・カーンCEOも「マネの受賞は大変喜ばしいこと。バイエルンの長い歴史の中でもアフリカ最優秀選手が誕生したことはなかった」とクラブ史に残る快挙としてたたえ、「彼が今、このクラブでプレーしていることを誇りに思う」と最大限の敬意を持ってマネを称えた。

 アフリカ最優秀選手の看板を引っ提げてブンデスリーガへ初挑戦するマネ。ドイツの絶対王者ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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