森保ジャパン、相馬勇紀が直接FK弾で先制 “高い壁”粉砕の技術を日本代表OB称賛「いい軌道」

先制ゴールを決めた日本代表MF相馬勇紀【写真:高橋 学】
先制ゴールを決めた日本代表MF相馬勇紀【写真:高橋 学】

前半2分、相馬が直接FK弾でA代表初ゴール

 森保一監督率いる日本代表は7月19日、カシマサッカースタジアムで行われたE-1選手権初戦で香港代表と対戦。東アジアサッカー連盟主催のE-1選手権は、国際サッカー連盟(FIFA)の開催ではないため、メンバーを国内組で固めた日本は開始早々にMF相馬勇紀(名古屋グランパス)が直接FKを決めて、先制点を挙げた。

 初招集選手10人のフレッシュな森保ジャパンが、いきなり結果を出した。開始早々、日本が激しいプレッシングを見せると、香港はDFが浮き球の処理を誤り、日本は絶好の位置でフリーキック(FK)を獲得する。日本代表は、ここまでなかなかセットプレーでゴールを挙げられていなかったなか、テレビ中継の解説を務める元日本代表監督の岡田武史氏は「セットプレーは、本番まで取っておいてもいい」と話したが、キッカーを務めた相馬が右足を振り抜くと、ボールは香港の壁を越え、194センチのGKパウロ・セザールの伸ばした手の先を抜けていき、ゴールネットを揺らした。

 A代表初ゴールとなった鮮やかなFKについて、同じく解説の元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)は「いい軌道でしたね。素晴らしいですね」と、称賛。岡田氏は「久しぶりに見た香港が、みんな身体が大きくなっていたから『壁も高いな』と思っていたけれど、(蹴る前に)言わなくて良かった」と、壁を越えて決まった相馬の見事なシュートに感心した。

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