トットナムFWソンがベンチウォーマー危機… 5億円の移籍金差額でヴォルフスブルク移籍暗礁に

ヤンセン加入で序列が下がる

 プレミアリーグ開幕戦を欠場してまで臨んだリオデジャネイロ五輪に参戦したソンだったが、結果はベスト8で敗退に終わった。メダル獲得を果たせば兵籍免除を手にできただけに、強い決意で臨んだ大舞台への挑戦は失敗に終わった。英メディアからは「無駄だった」と一刀両断された。

 昨季3000万ユーロ(約34億円)というアジア人史上最高額の移籍金を残してプレミア挑戦を果たした韓国のエースだが、昨季は途中出場ばかりでリーグ4得点と移籍金通りの活躍はできなかった。今季はAZからオランダ代表FWフィンチェント・ヤンセンを獲得しており、昨季以上の層の厚さと五輪参戦による出遅れからベンチウォーマーと化す可能性もある。

 1年でブンデスUターンの可能性が浮上しているソンだが、5億円という移籍金の差額が移籍の障害になっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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