浦和がリーグ2連勝! 松尾の今季初ゴール&OG、アウェーで清水に2-1勝利
6月のインターナショナル・マッチウィーク明けの6試合を4勝2分の無敗で終える
J1浦和レッズは7月16日のリーグ第22節、敵地での清水エスパルス戦にFW松尾佑介の今季リーグ初ゴールなどで2-1の勝利を飾った。
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断続的に強い雨と小康状態を繰り返すコンディションの中でのゲームは、互いに前線からプレスを狙う激しい展開になった。清水はFWチアゴ・サンタナのボールキープから展開して速攻を狙う形で前進し、浦和は最終ラインからビルドアップしつつ最後は両サイドからの突破を狙った。
狙いはハッキリしているものの互いに突破しきれない展開のなかで迎えた前半42分、浦和はDF明本考浩が左サイドから入れた低いクロスがゴール前を通過すると、逆サイドからMFダヴィド・モーベルグがマイナスのボールを供給。そこでMF関根貴大が強いシュートを放つとGK権田修一がこぼしたところを松尾が押し込んだ。松尾のポジションがオフサイドかは際どく、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認も時間を要したもののゴールは認められ、浦和が1-0のリードで前半を終えた。
後半に入ると浦和は全体にブロックを形成してから守る形に変更。清水はMFホナウドとMF後藤優介の投入で両サイドバックも高い位置に上げて攻撃態勢を作った。しかし後半28分、浦和は途中出場のFW江坂任が右サイドからゴール前を横切るボールを入れると、交代で左サイドハーフにポジションを上げていた明本が飛び込んだ後ろでDF原輝綺が処理しきれずオウンゴールに。浦和のリードが2点に広がった。
それでも清水は後半34分、ゴールから約30メートルのフリーキックでホナウドがポイントをズラすと、DF山原怜音が強烈な無回転シュート。これが横にぶれてGK西川周作の逆を突き、ボールはクロスバーに当たってゴールへ。清水が1点を返した。
浦和はその後の交代で5バックに変更。清水の攻撃を受ける形になったが逃げ切って2-1の勝利。前節のFC東京戦から2連勝となり、6月のインターナショナル・マッチウィークの中断明けの6試合を4勝2分と無敗で終えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)