マージーサイドの生きる伝説ジェラードが来季も現役続行を表明

「契約延長の話がなければここを出ないと」

 地元紙「ミラー」は、リバプールのキャプテンを務める元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが他クラブへの移籍を示唆していると報じた。
 リバプールのレジェンドは、今季終了後に契約満了を迎える。ジェラードは、仮に新契約を提示されなかった場合も、今季限りで引退はしないことを明言。現役を続行し、他クラブでプレーを続ける意向を表明した。
「契約は今シーズンまでになっている。現状では、シーズンが終わるまでここにいることははっきりしている。そして、今季いっぱいで引退することはない。来季以降もプレーしていくよ。その場所がリバプールなのか、または他クラブなのか、見届ける必要があるね」
 しかし、ジェラードは、あくまで自身の未来はクラブ次第であることも強調した。
「リバプールの決断次第さ。もし契約延長の話が来なければ、ここを出なければならない」
 レッズの主将は、幼少期からリバプールとともに歩んできた。ブレンダン・ロジャーズ政権でも重要な役割を担っている。34歳のイングランド人は、昨季13ゴール15アシストを記録し、チームを2位へと導く原動力となった。マージーサイドの生きる伝説が、アンフィールドの地を去ることはあるのだろうか。その動向から目が離せなくなりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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