移籍金のクラブ最高額を今夏三たび更新!? レスターが34億円でセビージャの守備的MF獲得に動く

清武ら攻撃陣を支える“中盤のダイナモ”エンゾンジ 昨季も公式戦46試合に出場

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティが、同MF清武弘嗣所属のセビージャからフランス人MFスティーブン・エンゾンジを獲得する可能性が浮上している。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。

 昨夏にストーク・シティからセビージャに渡った中盤のダイナモに、レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督が熱視線を送っている。

 今夏の移籍市場でレスターは、まず元U-21フランス代表MFナンパリス・メンディを移籍金1300万ポンド(約17億円)で獲得し、当時の移籍金クラブ歴代最高額を更新。続いてナイジェリア代表FWアーメド・ムサに1600万ポンド(約21億円)を投じ、二度目のクラブレコード更新を果たしている。そして今回、エンゾンジに対して準備されているオファーは、同選手の契約解除金満額となる3000万ユーロ(2500万ポンド/約34億円)と見られており、実現すれば今夏の移籍市場で三たび最高記録を更新することになる。

 エンゾンジは、セビージャでは主力級の選手だ。8月9日に行われたレアル・マドリードとのUEFAスーパー杯では、延長戦を含めた120分間フル出場。バルセロナとのスペイン・スーパー杯第1戦(14日/第2戦は出場なし)、清武の1ゴール1アシストなどで6-4と勝利したリーガ開幕戦のエスパニョール戦(20日)でも、守備的MFとして90分間ピッチに立っている。

 

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