レアル監督、アザールの放出を“許可” 戦力として低評価…「移籍市場の最終日までオファーを受け付ける」
アザールは新シーズンから復活を目標にするが…
スペインの名門レアル・マドリードに所属のベルギー代表MFエデン・アザールは、新シーズンでの復活を期しているものの、カルロ・アンチェロッティ監督は放出を許可したとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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アザールは2019年夏にイングランド1部チェルシーからレアルへ移籍した。当時のパフォーマンスからは大きな期待がかけられて、1年前に退団していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの穴を埋める存在と目された。移籍金も1億ユーロ(約139億円)級の高額だと当時は報じられていた。
そのアザールだがレアル加入後はそれまでの名声と打って変わって不振に陥った。肉体的にもオーバーウエイトが指摘されるなどプレーからはキレが失われ、台頭する若手選手たちに次々に序列で追い越されている。現在はアザールが出場するとすれば、ヴィニシウス、ロドリゴ、マルコ・アセンシオを上回る必要がある。
それでもアザールは今季を復活のシーズンにしたいという願望を持つとされているが、クラブと指揮官の評価はシビアなようだ。アンチェロッティ監督は放出に許可を出し、クラブも「移籍市場の最終日までオファーを受け付ける」方針を固めたとしている。これは、シーズンが始まった土壇場のところで退団が決まっても構わないという、戦力としてはかなり低い評価であることが浮き彫りになっている。
アザールは2024年夏まで契約を2年残しているものの、プレミアリーグで見せていたプレーや実績とはかけ離れた状態にある現在、オファーが届けばレアルはすぐにでも交渉のテーブルにつく用意がある模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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