新星ヴィニシウス、22G20Aをしのぐ脅威の”注目ポイント”とは? 「世界最高のスターの1人」
ヴィニシウスは大きな怪我がないキャリアを歩んでいる
レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは今季公式戦22得点する活躍でラ・リーガとUFEAチャンピオンズリーグの2冠達成に大きく貢献した。課題だった決定力に磨きをかける大ブレークのシーズンとなったが、スペイン紙「マルカ」によれば、このブラジル代表FWに関して攻撃面でのブレイクスルー以上に注目すべき一面があるという。
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それはヴィニシウスが「怪我とは無縁のキャリアを過ごしている」ことだ。今季ヴィニシウスは公式戦で52試合に出場しており、これはフィールドプレイヤーとしてはチーム最多で、守護神のGKティボー・クルトワと並ぶ数字。また、先発出場(47試合)とプレー時間(4272分)はいずれもチーム3番目に多かった。
ヴィニシウスは2018年にレアルに加入。ここまで4シーズンで計170試合に出場してきた。レギュラーに定着して1シーズンを過ごしたのは今季が初めてだが、年平均でおよそ42試合プレーしている計算となる。
加入1年目のシーズン後半に脛腓骨関節の靭帯断裂でおよそ2か月間の戦線離脱を余儀なくされたものの、それ以外で怪我や体調不調による欠場は2020年の腸の問題(1試合)と今年1月の新型コロナウイルス感染(2試合)のみ。マドリードに来てから、筋肉系のトラブルには見舞われていないという。
今シーズン22得点20アシスト(PK奪取5回を含む)と計42得点に絡んだゴールへの貢献度の高さは言わずもがなだが、大きな怪我をすることなくコンスタントにピッチに立ち続けられることがヴィニシウスの大きなストロングポイントとして注目を集めている。
マルカ紙はそんなヴィニシウスを「歴史的ダブルに不可欠な存在となり、ウインガーは世界最高のスターの1人としてその地位を確立した」と絶賛している。来シーズンのさらなる飛躍にも期待がかかる。
(FOOTBALL ZONE編集部)