セルティック旗手のスコットランド2年目に現地記者が期待 「来シーズンの真打ちになり得る」

セルティックでプレーするMF旗手怜央【写真:Getty Images】
セルティックでプレーするMF旗手怜央【写真:Getty Images】

激動の1年間で「彼はくたくたになっている」と十分な休息の必要性をジョセフ記者指摘

 2022年1月の移籍市場で川崎フロンターレからスコットランド1部セルティックに加入した日本代表MF旗手怜央は、第22節レンジャーズ戦(3-0)で2得点1アシストを記録するなど、印象に残る活躍を見せた。プレシーズンからクラブで過ごせることもあり、加入2年目はさらなる飛躍に期待が寄せられているようだ。英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」が報じている。

 2021-22シーズンの冬の移籍市場でセルティックに加入した旗手は、公式戦21試合に出場して4得点3アシストを記録した。加入直後は活躍が話題となった一方で、Jリーグでシーズンを終えて休みなく合流したこともあり、終盤には疲労が見られる試合もあった。

 記事では、「旗手がセルティックへの加入を決めた時、アンジェ・ポステコグルー監督が率いるクラブは、レンジャーズとリーグ優勝を勝ち点差「6」で競っていた。だが、緑と白のクラブに加入してすぐにインパクトを与え、一気にリードを広げた」と、昨シーズンの活躍ぶりについて触れている。

 そして、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のアンソニー・ジョセフ記者は、「旗手怜央は、エキサイティングなMFだったが、疲れている姿も見られた。彼は日本でシーズンを戦い抜き、カップ戦を終えて、すぐにシーズン真っただ中のセルティックに合流した。彼自身も疲れがあり、スピードに適応するのに苦労したと話している。彼はタックルをするのか、相手のボールを追うのか、自分で判断しなければいけなかった。彼はクタクタになっている。しっかりと休み、いいプレシーズンを送ることが必要だ。私は彼が来シーズンの真打ちになり得ると考えているからだ」と、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するシーズンのスター候補に挙げた。

 旗手に限らず、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF井手口陽介と2年目を迎える日本人カルテットには、さらなる活躍が期待されるが、2022-23シーズンの主役となる選手が、この中から出てくるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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