セビージャ清武の1得点1アシストに地元メディアも高評価 “鬼門”スペインに衝撃与える

6-4の打ち合いを制し、エスパニョール撃破の原動力に

 リーガ初陣で衝撃の1ゴール1アシストを記録したセビージャの日本代表MF清武弘嗣が、現地メディアで高評価を受けている。

 清武は現地時間20日の第1節エスパニョール戦の前半21分、左CKで清武がキッカーを務め、ゴール前に正確無比なクロスを送る。するとビエットが頭で叩き込んで2-1とした。そして5-3で迎えた後半29分にリーガ初ゴールが生まれた。バスケスが中央でボールをキープすると、右サイドを走り込んだ清武にパス。これを背番号14が右足で落ち着いて決めて、デビュー戦で初ゴールをゲット。その後横パスを奪われて失点に絡むミスがあったものの、6-4の打ち合いを制する原動力となった。

 スペイン全国紙「マルカ」は、試合速報で「我々に息をつかせる間もなかった。バスケス! ベン・イェデル! キヨタケ!」と後半にセビージャが見せたゴールラッシュを表現。「サラビアとともにキヨタケはバスケスの金色のアシストによって、セビージャでの初得点を決めた。モンチSDは自らの“子猫”をかわいがりたいだろう」と、敏腕SDが肝入りで獲得した清武の奮闘ぶりを伝えた。

 またセビージャ地元紙「エスタディオ・デポルティーボ」は、「キヨタケ、サラビア、ビトロは前半に最も相手に危険を作り出した。21分のCKのクロスでビエットのゴールを呼び込み、セビージャに結果をもたらす手助けをした」と、攻撃面での貢献を評価している。

 

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